iPadでWiFi DMX照明操作 最強のアプリ「VIBRIO」

VIBRIO(ビブリオ)
http://vibriolighting.com/

こちらのアプリはタッチ操作の他、Midiでのフェーダー操作にも対応し簡単ながらより本格的に使えるアプリです。
フリー版では扱えるチャンネル数がたった16チャンネルという事で完全にお試し版です。ただ機能的には全てが使用可能なのでテスト操作して使えるようならアップグレードするのが良いかと思います。4900円で256チャンネル、11000円で512チャンネル対応可能です。(2020/6/18時点)例えばSkypanel 1台とか(同じライティングで複数台とかでも)であればフリー版で十分に使用可能です。

(注意)WiFi使用の前提ですので予めWiFiルーターとENTTEC ODE MK2を使用して照明器具のDMXからLANに変換しWiFi無線化する必要があります。

手始めにRGB(3チャンネル)のライトを一台用意してテストしてみましょう。
まずは左のメニューアイコンの2番目Fixturesをタップしてパッチモードに移行します。+をタップしてGenericからRGB(3CH)を選択しStarthing Address(開始アドレス)1,Number of Fixtures(台数)1をDoneします。

左メニューアイコンからからをタップしてショーの作成モードに移行します。ここではシーンの作成とそのシーンを組み合わせてシーケンスを作成しショーを完成させます。他にもMidiの割り当てなども行います。
今回はテストとしてRGBそれぞれを出力するシーンを作成し連続してRGBを繰り返すシーケンスを作成します。

まずはまったく空の状態から+をタップします。Folder Scene Seqのいずれかを選ぶよう出てきますのでSceneをタップして進みます。

New Sceneボックスが作成されたらそれをタップし、右側のメニューからEditをタップします。これで編集モードに移ります。

編集モードに移ったらGruop及びFixturesを選択し、ライティングを作成します。左側のEffectsからプリセットされた(作成もできます)エフェクトを選択する事もできればマニュアルで操作も可能です。

今回はred(赤)を出力したいのでRedのフェーダーを一番上まで上げます。

このシーン名の変更も可能です。< New SceneをタップしてRedに変更しましょう。

以上で完成です。<をタップして前に戻り同様の操作でGreenとBlueも作成します。

それぞれ作成したシーンのボックスをダブルタップして正常に目的のカラーが出力されるかテストしてみてください。
続いてシーケンスの作成です。
+をタップしてSeqを選択してください。

New Seqというボックスが追加されました。シーンを作成した時と同様にEditをタップして編集モードに移ります。

左側に作成したシーンが順に並んでいます。+を再生したい順にタップしていきます。そしてそれぞれの切り替わりタイミング(Fade,Hold)を調整して完成させましょう。最後に名前を入力して終了です。<をタップしてメイン画面に戻ります。

以上で完成です。Seqをダブルタップすれば作成したシーケンスが再生されるででしょう。とても簡単ですね。

さて、VibrioにはMidiと接続する機能が携わっています。Midiコントローラーを使用すれば作成したシーンやシーケンスがボタンで再生できるようになったりフェーダーを使って微妙に調整する事もできるようになります。またMidiキューが出力される機器と接続すればデジタル的タイミングでシーンやシーケンスを走らせる事が可能となります。

それではMidiの接続を行ってみましょう。iPadにはUSB-Cポートがあり、そこに直接MidiのUSBを接続します。USB-Cでない場合は変換を用いれば可能です。今回用意した低価格な中国製MidiもUSB2.0でしたのでUSB-Cに変換して接続してました。

Midiキーの割り当てはとても簡単です。目的のシーンの編集画面から右上のMidiをタップして割り当てたいフェーダーやツマミを動かすだけです。
割り当てを解除するのは左にスライドさせれば解除されます。

上記は簡単なRGBの出力でしたがムービングなどもプリセットされたエフェクトを使って簡単に組めます。フィクスチャーライブラリは少な目ですが自身で作成する事も可能です。これもFixturesからチャンネルの設定を追加していくだけと非常にシンプルです。(Avolitesのライブラリ作成と比べたら雲泥の差です)DMX対応機器であれば全て問題なく組み込む事ができるでしょう。

実際使用する現場としても撮影現場ではケーブルを引き回したりブースに固定される事なくiPadでどこからでも簡単に明かりを作る事ができるようになります。またアプリの価格も非常に安く(タダだったりする)本格的な照明卓を持ち込む必要もありません。より予算が少ない中でも十分な照明が作れるでしょう。
店舗などの施工現場においても複雑な操作もなく、またWiFiで手軽に照明システムを組める。ケーブルの取り回しもありません。今あるWiFiルータで接続しますから費用もかなり抑えられます。

と、いうところで今のところ最強のアプリかもしれません。

鈴木しんいち AKARICENTER INC.

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