KANEDEN IMAX 2.8Wレーザーメンテナンス

今日はKANEDEN IMAX 2.8Wレーザーの修理です。問題の個所は赤の半導体レーザー。1/3ほど暗くなってしまってます。LED光源デバイスと同じでやたら短寿命で暗くなってしまう個体があるのが半導体レーザーです。電源ユニットとともに交換。ついでにミラーの調整です。ご覧のとおりRGBレーザーはそれぞれに対応したミラーで屈折させスキャナーと呼ばれる2枚のミラーを持つユニットに集中されます。この時緑のレーザーは赤のミラーを裏側から通過し、青のレーザーに対応するミラーには赤と緑が通過され青は逆に反射します。各周波数に応じたミラーが置かれるわけですけど面白い原理ですね。


各それぞれのミラーを調節してすべての線を重ねるのですけどこれがものすごく大変。微調整が大変です。
ちなみにレーザーグラスという専用のメガネをかけます。これが無いと万一目に光源が入り込んだらとんでもない事になってしまう。失明の危険もあります。ただ、レーザーグラスをかけると光線は何も見えなくなります。だからたまに外して光線を確認します。もっと楽なのはないかな??