蛍光灯にカラーフィルターを巻く際に使うならどちらのテープが最適か?

【比較実験】

LED直管蛍光灯に巻く際によく使われる2種類のテープを使ってどちらが適しているか実際に比較してみました。

耐熱ガラスクロステープ耐熱透明性 両面接着テープ

【温度対策】

耐熱ガラスクロステープ耐熱透明性 両面接着テープ
耐熱クラスH(180℃)に相当耐候性 80℃の環境で機能する

どちらも耐熱用に作られているだけあってLED直管蛍光灯の熱量ではどちらも問題なし。

【価格】

耐熱ガラスクロステープ耐熱透明性 両面接着テープ
10mで1528円(1mあたり153円20mで3240円(1mあたり162円

1mあたりにすると大した差はなさそうです。

住友スリーエム(3M) 69J 耐熱ガラスクロステープ
日東工業 HJ-3160W 耐熱透明性 両面接着テープ 

【仕上がり】

耐熱ガラスクロステープ耐熱透明性 両面接着テープ

ズームで比較
透明の方がきっちりと巻けた上に仕上がりも綺麗。ガラスクロステープのいいところは失敗してもやり直しが効くところでしょうか。テープ自体に存在感がありますが頑丈なため残り切れして汚れるようなことはありません。
一方、耐熱透明性 両面接着テープは貼り間違えると剥がす時に悲惨なことになります(汗)。意外と強力なのでやり直しには注意が必要ですね。その代わりうまくできればつなぎ目が浮かないようにしっかりと巻くことができるので綺麗に仕上がりますよ。

そしてテープを剥がした様子はこちら

耐熱ガラスクロステープ

やり直しが効くという面ではこちらに軍配。ただし、テープで留めている感はしっかりありますね。

耐熱透明性 両面接着テープ

フィルターに折れ目が残ってしまう恐れあり。ただし慎重にやればうまくいくことも。とりあえず最初が肝心です。

【点灯比較】

<背面の状態>

耐熱ガラスクロステープ耐熱透明性 両面接着テープ

ちょうど光が出ない部分に重ねるとほぼ違いは見つからず。
この使い方をするならば見え方に差はないです。

<テープを重ねた状態>
テープに光を通してみました。

耐熱ガラスクロステープ

光が出る箇所にテープを貼っている部分を重ねるとこんな光の漏れ方に。ガラステープですが意外と透けてます。

耐熱透明性 両面接着テープ

ガラステープに比べると透明度が高いので距離を離してみると結構わからないかもしれないですね。(近くでみるとさすがにわかります。)

【番外編】
セロハンテープで着けてみました。

剥がすとテープが切れます。そしてフィルムに残ったテープがうまく剥がれずに跡が残ります。その場しのぎでの利用とは言えお奨めはしないですね。

以上、フィルターに使うならどちらのテープが最適か?でした。

【本日使ったアイテム一覧】

 

住友スリーエム(3M) 69J 耐熱ガラスクロステープ
日東工業 HJ-3160W 耐熱透明性 両面接着テープ 
LEE FILTER(リーフィルター) LEDカラーフィルター 40W形 直管蛍光灯用(1220mm×110mm) 

 

※注意事項
アカリのつぼでは、実験や体験などを通じて皆様の参考になるようブログを作成しておりますが、実際の製作や施工に関するご相談、お問い合わせに関しましては一切行っておりません。あくまでも自己責任による製作ということをご理解の上で参考にしていただければ幸いです。